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不具合は雨漏りに繋がる!ケラバの修理方法をご紹介

多くのお住まいに採用されている化粧スレート屋根材、その特徴や正しいメンテナンス方法を知っているという方も多くなったように見受けられます。スレートに限らず屋根材が劣化もしくは破損することで雨漏りが起きる可能性が非常に高くなりますが、雨漏りを起こす意外な部位として『ケラバ』が挙げられます。
普段の生活では使うこともないケラバという言葉、見積もり等にも記載されていることがありますが、どの部位かわからないという方もいらっしゃると思います。そこで今回はケラバがどこを指しどんな役割を担っているのか、またそのケラバで雨漏りが起きる原因を徹底解説したいと思います。雨漏りが起きる原因は異なりますが、瓦屋根もケラバの修理が必要となる機会がありますので、合わせてご紹介いたします。
普段の生活では使うこともないケラバという言葉、見積もり等にも記載されていることがありますが、どの部位かわからないという方もいらっしゃると思います。そこで今回はケラバがどこを指しどんな役割を担っているのか、またそのケラバで雨漏りが起きる原因を徹底解説したいと思います。雨漏りが起きる原因は異なりますが、瓦屋根もケラバの修理が必要となる機会がありますので、合わせてご紹介いたします。
【動画で確認「ケラバの修理方法」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
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長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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ケラバの場所と役割とは?
日常生活ではまず耳にすることが無いケラバは住宅建築用語で、「切妻屋根の妻側(棟の両端部)の端部」を指しますが、これだけでは複雑な形状のお住まいが多くなった現代では想像するのが難しいと思います。
住宅には妻側と軒(平)側の面があります。軒(平)側には雨樋がついており妻側には雨樋がないと言えばその面がどちらかがわかると思います。
住宅には妻側と軒(平)側の面があります。軒(平)側には雨樋がついており妻側には雨樋がないと言えばその面がどちらかがわかると思います。



軒先が短い住宅で雨漏りが起きる原因について
詳しくはこちら
ケラバの雨仕舞には破風板とケラバ板金もしくはケラバ瓦が使用されます。どちらも雨水が入り込まないような構造で取り付けられていますが、あることがきっかけで雨漏りを起こしてしまいます。またその 雨漏り被害には軒・ケラバの出がないお住まいの形状も関係がありますので、今からお住まいを建築される方、住宅購入を検討されている方は要チェックです。




原因
セメント系の化粧スレート屋根材ですが、端部は板金で保護されておりケラバもケラバ板金・ケラバ水切りと呼ばれる専用の板金が取り付けられています。
ケラバ水切りは雨水が吹き込まないよう内部に取り付ける捨て水切りと一体になった板金を使用している為10年程度は問題有りません。



対策
雨漏りが起きているケラバは
屋根材を剥がさない限り確認することはできません。ケラバで雨漏りが起きていたことに気付くのが屋根葺き替え工事時だったというお住まいが多いほど、気づかれにくく盲点になりやすい部分でもあります。そのため
屋根施工後に何か対策を講じるのではなく、施工する前のチェックが非常に重要です。



1961年「コロニアル」が販売され始めてから現在まで、施工マニュアルの大きな変更等がありませんが、
ケラバ部での雨漏りが問題視されたのはここ10年程度かと思います。恐らく
「軒・ケラバゼロ」の住宅が増えてきたからだと思います。



また軒やケラバの出が十分にあり軒天部分で雨漏りがとどまっているというお住まいもそのままには出来ません。軒天の劣化は小動物侵入による被害、雨水吹き込みによる雨漏り、強風による屋根材の捲れを起こす可能性があります。まずは
軒やケラバの雨漏りを改善させてから軒天の復旧工事にあたりましょう。

原因
瓦屋根はケラバと破風板の一部を覆うようにL字型に製造された専用のケラバ瓦を取り付けます。
排水を担う水切りの高さも十分にあり、オーバーフローを起こすようなリスクはありません。




対策
ケラバ瓦が被害を受ける主な原因は強風です。そのためまずはケラバ瓦が飛散しないよう土台を補強しておくことが非常に重要です。ケラバ瓦の下地は多くが木材ですので、腐食し固定力が低下してしまう前に木材、もしくは腐食しにくい樹脂製の板材へ交換しましょう。



同様の鳥害は軒先でも起こり得ますので、軒先面戸で隙間を塞ぐ対策をケラバ補修と同時に行うのが有効的です。



既にご存じの方は多いと思いますが、火災保険はケラバの交換費用だけでなく工事に欠かせない足場仮設費用も申請できます。
特にケラバは2階部分が被害を受ける機会が多い為、足場の仮設は必須といっても過言ではありません。
火災保険は被災後3年以内であれば申請できますので、見逃すことなく利用するようにしましょう。
特にケラバは2階部分が被害を受ける機会が多い為、足場の仮設は必須といっても過言ではありません。
火災保険は被災後3年以内であれば申請できますので、見逃すことなく利用するようにしましょう。
目に見える破損であればわかりやすいですが、いつからか壁際や天井の端から雨漏りが起きてしまったというケースもあります。
この場合は散水試験の上、屋根のどこから雨漏りが生じているかを確認することもできますので、諦めずに根本的な原因を突き止めましょう。
この場合は散水試験の上、屋根のどこから雨漏りが生じているかを確認することもできますので、諦めずに根本的な原因を突き止めましょう。


ケラバ板金・ケラバ瓦が破損した際にはもちろん早急な補修が必要ですが、合わせてチェックしていただきたいのが破風板です。



