2026.05.28
みなさん、こんにちは!加古川市を中心に兵庫県全域で屋根工事を行っている「街の屋根やさん加古川店」です😊今回は、姫路市のお客様からいただいた雨漏り修理の施工事例をご紹介します。「棟って何?」「ラバーロック工法って聞いたことないけど何をするの?」という方にもわかりやすくお伝えしますの…






現場となったのは、築45年を迎える戸建て住宅です。
長年大切に住み続けられてきたご自宅でしたが、以前から2階洋室に雨漏りが発生しており、長期間悩まされ続けていたとのことでした。
実際に雨漏りが発生しているお部屋を確認させていただくと、天井には濃く広がった雨染みの痕が確認できました。
【お客様談🖊】
「これまで何度も業者に見てもらったが、原因が分からなかった」
「原因が不明確だと、工事をお願いすることに踏ん切りがつかなくて...」
雨漏りは、現地を確認し原因が断定できるような単純ケースだけとは限りません!
屋根内部など、目視だけでは分からない箇所が原因になっていることも多く、特に築年数を重ねた和瓦屋根では複合的な要因が絡み合うケースも少なくありません。
今回は別途、外壁塗装工事をご予定されていたこともあり「このタイミングで長年の雨漏りも解決できれば」との思いから、弊社へお問い合わせをいただくこととなりました。
まずは雨漏り原因を特定するため、屋根の現地調査を進めていきます🔍
雨漏りしている洋室の上部は和瓦屋根でした。
和瓦は非常に耐久性に優れた屋根材であり、定期的なメンテナンスを行えば50年以上使用できるケースも珍しくありません。
実際、屋根全体を確認したところ【瓦の割れや欠け】【大きなズレ】などの症状は見受けられず、見た目としては比較的綺麗な状態でした。
しかし、細かく調査を進めていくと、屋根面の取り合いにある「棟(むね)」部分に異常が確認できました。
【棟とは❓】
屋根の頂点部分のことで、瓦を数段積まれている箇所。
屋根面同士が合流する屋根面の重なり箇所で、屋根の雨仕舞に重要部位となります。
今回の棟は、熨斗瓦(のし瓦)を3段積み上げた伝統的な造りとなっていました。
ところが、その熨斗瓦に勾配不良が発生していたのです。
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熨斗瓦の勾配不良は、棟内部に施工されている「葺き土(ふきつち)」の劣化が主な原因です。
棟内部の葺き土は、本来瓦を支えながら適切な角度を維持する役割があります。
しかし経年劣化で土が痩せたり崩れたりすると、熨斗瓦の角度が変化し、雨水が棟内部へ入り込みやすくなってしまいます。
(図解参照📖)
本来であれば、棟部分の雨水は屋根面へ流れていく構造になっていますが、勾配不良が起こることで雨水の流れが変わり、棟内部へ侵入しやすい状態となります。
【熨斗瓦の勾配不良が起因する不具合💥】
今回の現場でも、長年原因不明だった雨漏りの大きな要因が、この棟部分にある可能性が非常に高いと判断しました。
現状を踏まえ、今回ご提案させていただいたのが”棟積み替え工事”です。
単純な積み直しではなく、「積み替え」をご提案した理由は大きく分けて2つあります。
従来の熨斗瓦を積み上げる積み直し工法ではなく、シンプルな「丸瓦一発仕上げ」を採用することで工事費用を抑えることができます。
近年は大型台風や地震など自然災害が増加しています。
今回採用する工法では、棟部分を緊結固定し強固な喪ににするため、自然災害に強い棟へと生まれ変わります。
また漆喰の塗り替え頻度も大幅に軽減できるため、将来的なメンテナンスコスト削減にも繋がります。
長年悩まされてきた雨漏りに解決の糸口が見つかったこと、理にかなった工事提案に、お客様にも大変喜んでいただき、工事をご依頼頂くこととなりました😊!
着工後、まずは既存棟部の解体作業を進めていきます。
棟部は【丸瓦】【熨斗瓦】【葺き土】【漆喰】により形成されています。
その為、棟部解体時には瓦や土が落下しお客様や周囲のご近隣様に迷惑を掛けない施工が必須となります!
気を付けながら一つひとつ丁寧に撤去を進め、棟内部の状態を確認。
すると、本来塊状であるはず棟内部の葺き土が砂状にパサパサになっていました💦
棟内部の葺き土が砂状になるのは、棟内部に雨水が侵入し、一度葺き土に水分が吸い上げられたことを示しています。
棟内部の葺き土の状態を加味することで、長年続いていた雨漏り原因が、まさにこの棟部であったことが明確になりました!
既存棟を解体後、新しい棟の土台作りへ進みます。
まず取り付けを行うのが「強力棟金具」です。
【強力棟金具とは❓】
強力棟金具とは、棟瓦を固定するための専用金具です。
屋根下地へビス固定することで、棟瓦を強固に支持でき、台風や地震時のズレ・飛散防止に大きな効果を発揮します。
強力棟金具は等間隔で取り付けを行い、棟の芯部分へしっかり固定していきます。
さらに、その金具へ棟下地となる角材を取り付けます。
この角材が新しい丸瓦を支える土台となります。
棟下地は金具へビス固定されているため、ズレたり外れたりする心配はありません。
従来工法と比べ、格段に強固な棟構造となるのです(^^)/!
棟下地施工後は、棟部の仕上げ作業へ進みます。
今回採用したのは、従来の「葺き土+漆喰」工法ではありません。
使用したのは、防水性に優れた漆喰材「モルロック」です。
【モルロックとは❓】
モルロックとは、漆喰と防水性能を兼ね備えた面戸専用材料です。
耐久性・防水性に優れており、従来の土工法と比べてメンテナンス頻度を大きく軽減できる特徴があります。
モルロックを使用し、棟部の土台形成と面戸部分の塗り上げを行います。
面戸とは、瓦と瓦の隙間を塞ぐ重要な部分です。
面戸部分の施工精度が低いと、再び雨漏りへ繋がる可能性がある為、注意が必要です(>_<)!
モルロック塗り上げ後は、仕上げとなる丸瓦を取り付けしていきます。
今回棟積み替え作業に際して採用したのは「丸瓦一発仕上げ」です。
従来のように熨斗瓦を何段も積まず、丸瓦のみで棟を形成するシンプルな工法となります。
丸瓦は、一枚ずつ割付を行いながら丁寧に施工を進め、内部の棟下地へ固定していきます。
丸瓦の固定には、パッキン付きのステンレス製ビスを使用。
ステンレス製を使用することで錆びに強く、長期間安定した固定力を維持できます😊!
さらにパッキン付きビスを採用することで、ビス穴からの雨水侵入も予防出来るため、非常に安心なんです✨
これにより、自然災害に強く、長期的に安心感の高い棟へ生まれ変わりました(*^^*)
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全ての工事完了後、お客様からは「何年も原因が分からず、悩み続けていた雨漏りがようやく解消しました。本当にお願いして良かったです。」という嬉しいお言葉をいただくことができました😊!
雨漏り修理のご相談は経験豊かな専門業者へ!
この様なケースの場合、経験が豊富な専門業者に問い合わせすることが、雨漏り改善の一番の近道となります!
その為、金額だけで業者を選定せず「原因は追究したか?」「工事工法は適切か?」といったポイントを忘れない様に気を付けてください(>_<)!
これらのことでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください📞
兵庫県内は何処でも駆け付け、現地調査から原因追及、最適な工事提案まで丁寧に対応させていただきます💪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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