2026.05.08
🔍加古川市のお客様からのご相談 皆さん、こんにちは!街の屋根やさん加古川店です🙌「長年使ってきたモニエルセメント瓦が傷んできた。そろそろ葺き替えを考えたい…」加古川市のお客様のそんなご相談からスタートしました。セメント瓦は年数が経つと塗膜が劣化し、吸水性が増してひび…

「以前から少し雨漏りはしていたけれど、最近になって急に室内へ漏れてくる雨の量が増えてきた…」
このようなお悩みから、姫路市にお住まいのお客様より屋根点検のご依頼をいただきました。
これまで何とか補修を重ねながら生活されていたそうですが、ここ最近の降雨時には「もう応急処置では限界かもしれない」と感じられ、今回本格的な屋根修理をご検討されたとのことです。
現地調査を行ったところ、今回雨漏りが発生していたのは平屋部分に施工されていたシングル屋根材。
しかも屋根の角度が非常に緩やかで、屋根材の性能や施工条件としても雨漏りリスクが高まりやすい状態でした。
さらに、過去の補修方法にも問題があり、雨漏りを防ぐために行った処置が、かえって雨漏りを悪化させている可能性が高いことが判明。
今回は、そんな屋根を耐久性・防水性・緩勾配性能に優れたJFEライン立平333へ葺き替えし、長期的に安心できる屋根へと再生させた施工事例をご紹介します。





今回既存屋根に使用されていたのは「シングル屋根材」。
【シングル屋根材とは?】
主にアスファルトを基材とし、表面に石粒などを吹き付けた軽量屋根材です。
正式には「アスファルトシングル」と呼ばれ、軽量で建物への負担が少なく、洋風デザインにもマッチしやすいことから人気があります。
瓦屋根に比べて重量が軽いため耐震性の観点ではメリットもあります。
しかしその一方で、屋根の勾配(角度)に適した施工が非常に重要であり、緩やかすぎる屋根面では排水性能が低下し、施工条件によっては雨漏りリスクが高まるケースがあります。
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実際に屋根へ上がり、細かく状態を確認していくと、既存シングル屋根には至るところに補修痕が見受けられました。
特に目立っていたのが、屋根材の切れ込み部分である”スリッド”への大量のシーリング処理です。
【スリッドとは】
シングル屋根材に設けられている排水や通気のための構造の一部。
本来、適切な役割を持っている部分ですが、雨漏りが気になったことで「隙間を全部塞げば安心」と考え、全箇所をシーリングで埋めてしまっていたとのことでした。
しかし実はこれが非常に危険です。
シーリング自体は、部分的な補修や防水処理として有効な場面もありますが、本来排水を考慮した構造部分を全て塞いでしまうと、水の逃げ場がなくなり、かえって内部へ雨水を誘発する原因になることがあります!
【雨漏りの発生・悪化させたと想定される要因】
① 緩勾配(角度が緩い)
② シングル屋根材
③ スリッド全閉鎖
今回の屋根は、この3つが重なったことで雨漏りが発生し、さらに悪化した可能性が高いと判断しました。
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現状を踏まえ、今回の工事は以下のご提案させていただきました!
【緩勾配対応・高耐久金属屋根への全面葺き替え工事🔨】
部分補修では根本解決が難しく、今後も再発リスクが残るため、屋根材そのものを適材適所の製品へ変更することが最善策でした。
今回の施工箇所は平屋部分で面積も限定的だったため、工事代金は税込み50万円に抑えることが可能に。
施主様も「葺き替え=100万円以上かかると思っていた」と驚かれ、想定の半額程度で根本改善できる提案内容に大変ご納得いただき、工事をご依頼いただくこととなりました(^^)!
まずは既存シングル屋根材の撤去作業からスタート。
ところが、撤去を進めていく中で新たな問題が判明しました。
野地板とは、屋根材の下にある下地板のこと。
屋根を支える重要な土台部分です!
屋根材を剥がしていくと、約1m四方にわたり野地板が腐食している状況が確認されました💥
長年の雨漏りにより、屋根材だけでなく下地にも被害が及んでいたようでした💦
しかし幸いなことに、屋根の骨組みとなる”垂木(たるき)”や”梁(はり)”には腐食がなく、良好な状態。
これは非常に大きなポイントです。
もし骨組みまで腐食していた場合、大工工事が追加で必要となり、工期も費用も大きく増加してしまいます!
今回は野地板の部分修繕で対応可能だったため、必要以上の費用増加を防ぎながら工事を進めることができました💪
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腐食箇所を部分的に修繕した後、屋根面全体には12㎜厚のコンパネ(構造用合板)を増し張り施工しました。
【12㎜厚のコンパネを使用するメリット】
・屋根全体の強度向上
・新しい屋根材の保持力向上
・施工精度向上
・今後の耐久性向上
下地がしっかりしていなければ、どれだけ高性能な屋根材を施工しても意味がありません。
まさに「見えない部分こそ重要」なんです(^^)!
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下地補強後は、新しい防水紙として”改質アスファルトルーフィング”を全面に敷設しました。
【改質アスファルトルーフィングとは?】
従来の防水紙よりも耐久性・柔軟性・防水性能を高めた高性能防水紙です。
温度変化にも強く、ひび割れしにくいため、リフォームや葺き替え工事に非常に適しています。
屋根材の下に施工されるため普段は見えませんが、万が一屋根材の内部に雨水が侵入しても、室内へ漏らさない最後の砦。
それが防水紙となります!!
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葺き替え後の屋根材として今回採用したのは【JFEライン 立平333】となります✨
立平333は、水上(棟)から水下(軒先)までを1枚の金属板で施工する縦葺き屋根です。
最大の特徴は、雨水が流れる方向に継ぎ目が無いこと!
通常の屋根材は横方向の継ぎ目から雨水リスクが発生することがありますが、立平333はその弱点を大幅に軽減。
特に今回のような緩勾配屋根には非常に相性が良く、多くのメリットがあります!
【✨立平333の特徴✨】
・雨漏りリスク低減
・高耐久
・軽量
・強風対策
・メンテナンス性向上
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👉立平葺きで雨漏りや地震に強い屋根へ!縦葺きのメリットとは
屋根材施工後は、壁際や棟部など各所板金仕舞いへ進みます。
その際に重要なのが防水シーラーです。
【防水シーラーとは?】
屋根材の形状に合わせて隙間を埋めるクッション性の部材。
風を伴う雨(吹き降り)や虫、埃の侵入を防ぐ重要な役割を持ちます。
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👉雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
下地取り付け後、各所の仕舞いに使用する板金類を取り付けしていきます!
・壁際=水切り板金
・棟部=棟包板金
これらを各所それぞれに施工しました(^^)/
屋根材と同系色の部材を使用することで、一体感がました屋根に仕上がっていきますね(*^^*)
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👉板金工事とは?屋根工事との違いや費用相場、必要なタイミングを解説
近年は突発的な強風被害も増えているため、今回は釘ではなく専用ビス固定を採用しました!
ビス固定は釘小手に比べると下地への保持力が高く、台風や強風時にも板金の浮きや飛散リスクを軽減できます😊
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最後に軒先へ取り付けるのが”サンバナ”です。
【サンバナとは?】
軒先端部を保護し、雨水の吹き込みや風による屋根材内部への侵入を防ぐキャップ材の名称を指します。
見た目を整えるだけでなく、屋根先端の防水性能向上にも欠かせません!
軒先から屋根面を守り、かつ美観性を整える大変重要な部材なんです(^^)/

こうして、雨漏りに悩まされていた緩勾配シングル屋根は、JFEライン立平333による高耐久・高防水屋根へと生まれ変わりました✨
完工後、お客様からは「もっと高額になると思っていたけれど、想像以上に安心できる内容で本当にお願いして良かった。これで雨のたびに不安になる生活から解放されます!」と、大変嬉しいお言葉をいただきました😊
雨漏りは、単純に穴を塞げば解決するものではありません。
屋根の角度・屋根材の種類・過去の補修方法など、複数の原因が絡み合っているケースも多くあります。
だからこそ大切なのは、その屋根に本当に適した工事内容を見極めることです!
・雨漏りが止まらない
・何度補修しても再発する
・緩勾配屋根で不安
・古いシングル屋根が心配
姫路市・加古川市周辺で、このようなお悩みがあれば、ぜひお気軽に一度ご相談ください📞
現状確認から最適なご提案まで、長期的な安心に繋がる屋根リフォームをご提案させて頂きます💪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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