まず屋根の上を確認すると、カラーベスト屋根に設置されている換気棟が一部浮いている状態でした。換気棟とは、屋根裏の湿気や熱気を逃がすための部材で、屋根の頂点部分に取り付けられています。浮きがあると雨水の侵入や固定力の低下につながるため、早めの補修が必要です。
次に、屋根の棟を覆っている「棟包み板金」の固定釘が浮いていました。板金は屋根の接合部を守る重要な部材ですが、釘が浮いたままでは風で外れるリスクがあります。特に台風の際には飛散の危険もあるため、しっかりと打ち直す必要があります。
外壁を点検すると、一部のサイディングに欠けが見つかりました。サイディングは外壁材の一種で、外観を整えるだけでなく、雨や風から家を守る役割を持っています。欠けを放置すると見た目だけでなく、雨水が入り込む原因にもなります。
普段は気にならない部分ですが、外れていると配管がむき出しになり、紫外線や風雨で劣化が早まります。部材の再固定や交換が望ましい状態です。
水切りは雨水を外壁から離して流すための金属部材で、基礎や土台を湿気から守る重要な役割を果たします。今回は大きな損傷ではありませんでしたが、将来的な劣化につながる恐れがあります。
今回のように台風や強風による被害は、火災保険が適用できる場合があります。ただし、すべての箇所に保険が使えるわけではなく、契約内容や損傷の程度によって判断されます。実際に申請を検討される場合は、専門家による調査報告書が必要になるケースが多いため、まずは無料点検からごお気軽にお問い合わせください。(#^.^#)
▶加古川市 強風で飛散した棟包板金を復旧!火災保険を活用した屋根補修工事
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