明石市の皆さんこんにちは。

街の屋根やさん加古川店です。

今回は、加古川市にお住まいのお客様から「波板が色褪せて汚れもひどいので、一度点検してほしい」とのご相談をいただきました。

築33年になるお住まいで、現地調査を行ったところ既存のFRP製波板は強度こそ保たれているものの、紫外線による変色と硬化が進んでいる状況でした。

お客様のご要望は「短期間で明るさを取り戻し、次の貼り替えするサイクルを延ばしたい。できれば費用も抑えたい。」というものでした。

そこで今回は、タキロンシーアイ㈱のポリカーボネート製の波板「ポリカナミイタ」を採用！

短期間で施工が完了し、耐久性・耐候性に優れ、長期間にわたって美観を維持できる波板貼り替え工事をご提案・実施しました。

それでは施工の様子を見ていきましょう！

写真で見る工事の様子

紫外線劣化で色褪せた波板表面に汚れと苔も固着し、透光性がほぼ失われています。

固定ビス周辺には小さな穴あきも見られました！

このまま放置すると骨組みフレームへの影響や波板下への雨漏りに直結するため、貼り替えが必要な状態です。

既存のFRP波板を一枚ずつ順番にビス頭をグラインダーでカットしながら慎重に取り外しているところです。

撤去の際は、粉じんが舞わないように注意しつつ作業し、安全管理を徹底します。

既存波板を撤去する際、慎重に取り外すことで下地となるフレームの損傷を防ぎ、貼り替えを行う新設波板の施工も円滑に進みます。

すべての波板を撤去し終え、鉄骨フレームのみがむき出しになった“素地”の状態です。

波板を取り外したタイミングこそ、ビス穴周辺に潜んでいる赤サビや、経年でわずかに生じた溶接部のゆがみ・ひずみを肉眼と手触りで入念に点検できます。

２枚目の写真は、波板を外した直後の樋（とい）内部。

長年にわたり溜まった砂ぼこりや泥が堆積し、排水を妨げているのが分かります。

雨樋が貫通する部分は、まず波板をドーナツ状に円形カットして開口部を形成。

貫通している雨樋と開口箇所の干渉部に高耐候・高伸縮シリコンコーキングをたっぷりシール打設。

これにより、吹込みや横殴りの雨が開口部から浸入するリスクを完全にシャットアウトしつつ、振動や熱伸縮にも追随できる柔軟性を確保しました。

段差のある庇（ひさし）上部も含め、ポリカ波板を隙間なく貼り替え完了しました。

段違い部分には、現場で採寸した寸法に合わせて三角形や台形にポリカ波板をカットし、フレームの角度にピタリとフィットさせています。

こうして段差の“谷”をなくすことで、雨水が途中で滞留せず、一気に軒先まで流れるスムーズな水路を確保しました。

波板貼り替え後の全体最終チェック中。 

直視で固定状態を確認し、増し締めとコーキングの打ち忘れがないか最終確認を行って、無事完了しました。

波板下への採光性を大幅に向上。一直線に並んだ留め具が仕上がりの美しさを際立たせています。

屋根補修は街の屋根やさん加古川店へ！

築33年のお住まいでは、「波板の色褪せ・汚れ」と「樋（とい）詰まり」というという2つの大きな問題に対処しました。

今回は、147尺分の既存FRP波板を撤去し、タキロンシーアイ㈱の高耐候ポリカーボネート波板【ポリカナミイタ】へ一新。

波板を外したタイミングでしか手を入れられないフレーム内部の樋を徹底清掃し、排水性能も同時に回復させました。

波板の劣化を放置すると、強風時に飛散し近隣へ迷惑を掛けてしまうといったリスクが高まります！

「まだ大丈夫」と思っていても、定期点検で早期発見・早期対応することが長持ちの秘訣です。

「波板が少し汚れてきたかも…」と感じたら、まずは無料点検だけでもお気軽に街の屋根やさん加古川店にお問い合わせください！

大切なお住まいを長く守るために、定期的なメンテナンスを心がけましょう！

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました！！

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