2026.06.08
みなさん、こんにちは!街の屋根やさん加古川店です😊今回ご紹介するのは、姫路市のお寺の屋根修理工事です。使用されていた屋根材は和瓦(いぶし瓦)。今回の工事では、既存の瓦をできる限り再利用しながら、傷んだ箇所をしっかり修繕しました。「お寺の屋根ってどうやって直すの?」「いぶし瓦って何…

姫路市にお住まいのお客様より、「2階の洋室で雨漏りが発生しているので、一度見てほしい」とのご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
さっそく屋根の状態を確認したところ、築42年が経過した和瓦屋根の棟部分に経年劣化が見られました。
棟内部の葺き土や漆喰が傷み、棟の固定力が低下していたことが原因で、雨水が浸入し2階洋室への雨漏りにつながっている状態でした。
棟内部まで劣化が進行しており、表面の漆喰だけを補修しても根本的な解決にはならないことから、今回は、既存の棟瓦・葺き土・漆喰を一度撤去し、棟を新しく組み直す「棟積み替え工事」をご提案しました。





今回は、和瓦屋根の棟総延長約14mにわたり劣化が見られたため、棟を組み直す「棟積み替え工事」が最適な施工方法と判断しました。
表面上の補修ではなく棟を一から組み直すことで、長期間安心してお住まいいただける屋根へと改善していきます。
続いて、棟の土台となる棟下瓦の高さや並びを調整していきます。
長年の使用により瓦にわずかなズレや不陸が発生していることもあるため、そのまま施工すると棟が歪むおそれがあります。
瓦の状態を確認しながら細かく調整することで、まっすぐで安定した棟を施工できる状態を整えます。
その後、棟の固定力を高めるため、強力棟金具を新たに設置します。
近年では耐震性や耐風性を向上させるために棟金具を使用する工法が一般的になっています。
強力棟金具をしっかり固定することで、台風時の強風や地震による揺れにも強い棟構造を実現できます。
設置した棟金具に固定する形で、新しい棟下地を取り付けていきます。
棟下地は棟瓦を支える重要な部材であり、棟全体の強度や耐久性に大きく関わります。
適切に施工された下地は棟瓦のズレや崩れを防ぎ、長期間安定した状態を維持する役割を果たします。
棟下地の施工後は、棟内部にモルロックを施工し、棟の形状を整えていきます。
モルロックとは、従来の葺き土に代わって使用される充填材です。
耐久性や施工性に優れているだけでなく、軽量なため屋根への負担を軽減できる特長があります。
また、雨水の影響を受けにくく、長期間にわたって安定した性能を維持しやすいため、棟内部の耐久性向上にも効果的です。
棟瓦をしっかり支える土台を形成しながら、仕上げ工程へと進めていきます。
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