2026.11.01
みなさん、こんにちは!街の屋根やさん加古川店です🌟加古郡稲美町のお客様から、屋根まわりの傷みが気になるとのご相談をいただき、現地調査に伺いました。築年数の経過したお住まいで、屋根は和瓦(釉薬(ゆうやく)瓦)、色はハイシルバーです。到着して全体を見たときは瓦そのものの納まりは比較的…
谷まわりの瓦や役物を一時的に取り外し、作業スペースを確保しました。
瓦をめくると、谷部分に沿って新しい防水材を施工できる状態になります。今回は、谷板金を設置する前に改質アスファルトルーフィング(防水紙)を敷設しました。
改質アスファルトルーフィングは、防水性や耐久性に優れた防水シートです。谷板金の下に敷くことで、板金の内側に雨水が入り込んだ場合にも、建物内部への浸水を抑える役割を果たします。
谷部分は屋根に降った雨水が集中する場所だからこそ、板金だけでなく、その下の防水層も重要です。防水シートを施工し、新しい谷板金を納める準備を進めていきます🛡️
中央の谷部分に、新しいガルバリウム鋼板製の谷板金を設置しました。
これまで使用されていた銅板製からガルバリウム鋼板製へ交換し、谷の形状に合わせて納めていきます。
写真の赤丸部分には、谷シーラーを施工しています。谷シーラーは、谷板金と瓦の取り合い部分に設置する部材で、土やゴミの侵入を抑え、強風を伴う雨の吹き込みを軽減する役割があります。
谷板金は、屋根に降った雨水を受けて流す重要な部分です。板金本体だけでなく、周囲の瓦との取り合いも整えることで、雨水がスムーズに流れるように仕上げていきます🔧
このあとは、取り外していた瓦を一枚ずつ戻し、谷のラインを整えていきます。
谷板金と谷シーラーの施工が完了したら、取り外していた瓦を元の位置へ戻していきます。
オレンジ色のS瓦を一枚ずつ復旧し、谷板金との取り合いや瓦の納まりを確認しながら仕上げました。新しいガルバリウム鋼板製の谷板金が瓦の間にきれいに納まり、雨水が流れる経路も整いました。
今回は谷板金の交換に加え、谷シーラーの施工も行い、雨漏り対策を実施しました🏠✨
最後は、屋根瓦の取り合い部分へのラバーロック施工(コーキング固定)です。写真の赤丸で囲んだ部分が施工箇所となります。
ラバーロック工法は、瓦同士を適切に固定して強風や地震によるズレ・飛散を防ぐ施工です。瓦全体を塗りつぶして隙間を塞いでしまうと雨水の逃げ道がなくなって雨漏りの原因になるため、水流を邪魔しない「必要な箇所」を的確に見極めて充填することが重要です。
今回の工事では、劣化していた谷板金の交換から谷シーラーの設置、棟の漆喰(しっくい)の詰め直しを行い、仕上げとしてこのラバーロック施工を施すことで、屋根全体の防水性と耐震性をぐっと高めることができました。これで一連の屋根工事はすべて完了です!
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