2026.10.09
みなさん、こんにちは!街の屋根やさん加古川店です😆高砂市にお住まいのお客様から、二階の天井にうっすらとした雨染みが出てきたとのご相談をいただき、屋根診断士が現地調査に伺いました🔍お話を詳しくお聞きすると、最初は台風の後だけぽつっと染みる程度だったそうですが、最近は強い雨が降るたび…

【今後の台風などが心配で・・・】
今回は、稲美町の戸建て住宅で行った、和瓦屋根から防災性能に配慮した平板瓦への葺き替え工事をご紹介します。
築35年のお住まいで、2階天井には雨漏りが疑われる症状がありました。
お客様は雨漏り修理だけでなく、台風や地震などの自然災害にも備えられる屋根にしたいとご希望されていました。
そこで、屋根を一新するとともに、谷板金も耐久性に配慮したガルバリウム鋼板製へ交換。
工事の様子を詳しくご紹介します。





今回のお住まいには、表面に釉薬を施して焼き上げた”釉薬和瓦”が使用されていました。
お客様からは、次のようなお話を伺いました。
【以下、お客様談】
「築35年で、これまで細かなメンテナンスは何度かしてきました。」
「最近、2階の天井に雨漏りのような症状が所々に出ています。」
「せっかく工事するなら、台風や地震に備えた屋根にしたい。」
「ただ、スレートのような薄い屋根材は好みではありません」
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屋根を詳しく調査すると、各所に劣化の症状などが見受けられました。
まず棟には、漆喰が剥がれが発生しており、内部の葺き土が流れ出ている箇所がありました。
※懸念されるリスク※
【漆喰の剥がれ】
・棟内部へ雨水が入りやすくなる。
・土台の劣化や瓦のズレにつながる恐れがある。
【葺き土の流出】
・棟の土台が弱くなり、棟瓦の崩れや雨漏りを招く可能性がある。
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さらに、棟の丸瓦には割れが確認されました。
※懸念されるリスク※
【丸瓦の割れ】
・割れ目から雨水が入り、棟部の劣化に繋がる。
・屋根内部や下地を傷める可能性が高まる。
【軒樋への土の堆積】
・雨水とともに葺き土が流れ込んだ可能性がある。
・瓦内部を雨水が通っている可能性があり、雨漏りのリスクが非常に高い。
・雨樋の詰まりや排水不良にも注意が必要。
現地調査では、雨漏りの疑いがある症状に加え、漆喰の剥がれや瓦の割れなど、屋根全体に劣化が確認されました。
また、お客様ご自身も自然災害への備えとして、葺き替えを前向きに検討されていた状況。
そこで、既存の和瓦を撤去し、防災性能に配慮した平板瓦へ葺き替える工事をご提案しました(^^)!
平板瓦とは、表面が比較的平らな形状の瓦のことです✨
今回採用した栄四郎瓦株式会社の”ローマンLL40 Hyper-Z”は、瓦同士をかみ合わせて固定する防災機能を備えています。
薄い屋根材ではなく、瓦らしい重厚感を残したいというご希望にも合う製品です。
工事内容をご説明し、ご納得いただいたうえで施工をご依頼いただきました。
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着工後は、まず既存の釉薬和瓦を一枚ずつ撤去します。
【瓦撤去時の注意ポイント💡】
外壁面や屋根下地を傷めないよう慎重に作業する。
瓦や葺き土を落下させないよう、安全作業を徹底する。
屋根が露出するため、天候に注意し必要に応じて養生する。
瓦の撤去後は、瓦の下に敷かれていた葺き土や瓦桟も取り除きました。
瓦・葺き土や瓦桟の撤去重量は、合計で約5~6トン💥
普通車2~3台分ほどの重さに相当する屋根材などを取り除くことで、屋根にかかる重量を大幅に軽減できました😊!
既存の瓦や葺き土を撤去した後は、屋根下地に構造用合板(コンパネ)12mmを増し張りして補強しました。
【下地を補強するメリット】
新しい屋根材を支える面を整えられる。
屋根全体の下地を補強し、安定した施工につながる。
防水シートを均一に敷きやすくなる。
瓦桟や固定部材を適切に取り付けるための土台を整えられる。
下地の状態を確認しながら補強を行い、次の防水工程へ進みます。
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下地補強後は、屋根面全体にガムスター㈱製の改質アスファルトルーフィングを敷き直しました。
ルーフィングとは、瓦の下に敷く防水シートです。
瓦の隙間から雨水が入り込んだ場合に、建物内部への浸水を防ぐ重要な役割があります。
【改質アスファルトルーフィングの特徴📝】
アスファルトにゴムなどの改質材を加え、防水性能を高めている。
釘穴周辺から雨水が入り込むリスクを抑える性能が期待できる。
柔軟性や耐久性にも配慮されている。
雨漏りを防ぐために欠かせない材料です。
防水シートを適切に重ねて施工し、屋根内部へ雨水が侵入しにくい下地を整えました。
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今回の屋根には、屋根面同士が合わさる”谷”がありました。
谷は雨水が集中して流れる場所のため、防水性が特に重要です。
葺き替えに合わせ、谷板金もガルバリウム鋼板製へ交換しました。
【ガルバリウム鋼板とは...】
めっき層によって鋼板を保護し、耐食性に配慮した材料。
屋根の谷部など、雨水を排水する板金部材として使用される。
適切な施工と点検によって、長期的な維持管理につながる。
屋根材だけを新しくするのではなく、雨漏りに関係しやすい谷部も同時に整えることで、屋根全体の防水性向上を目指しました(*^^*)!
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下地と谷板金の施工後、新しい瓦を屋根へ荷揚げし、瓦桟を取り付けて葺き上げます。
【瓦桟とは、、、】
瓦を引っ掛けて支持・固定するために屋根面へ取り付ける桟木のこと。
瓦を所定の位置に並べ、安定して施工するために重要な部材です。
今回使用したのは、栄四郎瓦株式会社の”ローマンLL40 Hyper-Z”です。
【製品の主な特徴】
瓦同士をかみ合わせる防災機能を備え、耐風・耐震性に配慮した構造。
瓦のズレや飛散を抑えるため、固定方法と正しい施工が重要。
平板瓦ならではのスッキリした形状と、瓦らしい重厚感を両立できる。
瓦の下に設ける防水シートと組み合わせて、雨水の浸入を防ぐ。
軒先の瓦はステンレス製の釘を用いて”3点止め”しました。
軒先は風の影響を受けやすいため、複数箇所で固定することで瓦の浮きやずれを抑え、安定性を高めます。
また、ステンレス製の釘を使用することで、長期的な瓦の緊結固定を実現できます😊!
また、瓦は半分ずつ位置をずらす”千鳥葺き”で施工しました。
瓦の継ぎ目が一直線に並ばないようにする葺き方で、瓦を適切に重ねながら、屋根全体を整えていきます。
千鳥葺きにて施工を行うことで、製品ロスなどを少なくするなどのメリットもあるんです(^^)✨
棟面戸部分には、漆喰材の”モルロック”を塗り込みました。
モルロックは棟の土台や隙間を整えるために使用する材料で、製品仕様に沿った施工によって防水性と耐久性に配慮できます。
今回は瓦の色に合わせて黒色を採用しています✨
モルロックを施工した棟に棟瓦を被せ、位置や重なりを確認しながら、ステンレス製のパッキン付きビスで棟木へ固定します。
【パッキン付きビスを使用するメリット】
パッキンがビス周辺への雨水の浸入を抑える。
ステンレス製のため、錆などの劣化に強い。
棟瓦を棟木に緊結し、強風時のずれや飛散リスクを軽減できる。
こうして棟部分まで施工を終え、屋根葺き替え工事が無事完了しました(*^^*)!
今回の工事では、既存の釉薬和瓦と葺き土を撤去し、屋根下地を補強したうえで、ガムスター製の改質アスファルトルーフィングを敷き直し実施。
谷部には、耐久性に優れたガルバリウム鋼板製の谷板金を使用し、屋根材に栄四郎瓦のLL40 Hyper-Zを施工しました。
新しい屋根は、瓦らしいボリューム感を残しながら、自然災害への備えに配慮した仕上がりとなっています😊!
施工後、お客様からも「自然災害にも雨漏りにも悩む心配がなくなりました」と喜びのお言葉をいただきました✨
台風や地震への備えを考える際は、屋根材の種類だけでなく、下地や防水シート、瓦の固定方法、棟の施工まで含めて検討することが大切です。
「古い瓦屋根が心配」
「雨漏りの症状がある」
「災害に備えて屋根を新しくしたい」
この様なお悩みを抱えられている皆様、ぜひ一度ご相談ください📞
街の屋根やさん加古川店では、お住まいの状態とご希望に合わせた屋根工事をご提案いたします😊!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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