
2025.07.17
加古川市の皆さんこんにちは! 街の屋根やさん加古川店です! 昨日のブログでは、屋根診断士・自然災害鑑定士 が在籍する当店による熨斗瓦ズレの診断・調査と ラバーロック工法の下準備の様子をお届けしました。 今日は続編として、いぶし瓦、陸棟のラバーロック補修…

加西市にお住まいのお客様より、「雨漏りしているようなので一度見に来てほしい」とのご相談をいただきました。
今回の施主様は、これまで大きなメンテナンスをされたことがないという築45年の瓦屋根葺きのご自宅にお住まいです。
特に雨漏りがひどいという大屋根の谷部分を拝見すると、経年劣化によって谷板金が腐食し、穴が開いている状態でした。
また、鬼瓦の周りや棟部分の漆喰も剥がれ落ちており、こちらも雨漏りの原因になりかねない危険な状態でした。
「雨漏りをしっかり止めて、安心して暮らしたい」というお客様のご要望にお応えするため、今回は谷板金の交換と役物漆喰の塗り直し工事をご提案させていただきました。
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん加古川店です!
本日は加西市にお住まいのお客様より雨漏り修繕工事のご依頼をいただきましたので、その施工事例をご紹介します。
お客様から「雨漏りしているようだ」とご相談をいただき、屋根を調査したところ、大屋根の谷板金に経年劣化による穴あきが見つかりました。また、鬼瓦周りの漆喰も剥がれ落ちており、こちらも雨漏りの原因となりかねない危険な状態でした。
「屋根の悪いところをしっかり直して、安心して暮らしたい」というお客様のご要望にお応えするため、今回は谷板金の交換と役物漆喰の塗り直し工事をご提案させていただきました。
雨漏りや屋根のメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください!
それでは、現地調査の様子から見ていきましょう!
屋根に上がって詳しく調査したところ、雨漏りの原因は屋根の面と面が合わさる入隅部分の「谷」にありました。
谷は屋根の中でも特に雨水が集中する場所のため、ここに穴が開くとダイレクトに雨漏りに繋がってしまうため、注意が必要です!!
こちらが腐食した谷板金に開いた穴のアップです。
穴の周りが盛り上がっているのは、お客様が雨漏りを止めようとコーキングで応急処置をされた跡だと思われます。
しかし、残念ながらコーキングによる部分的な補修は一時しのぎにしかなりません。
長年の雨水や酸性雨の影響で銅板製の谷板金が腐食し、ついにはポッカリと穴が開いてしまっているのがはっきりと確認できました。
屋根に降った雨水はこの谷に集中して流れるため、ここに穴が開いていると雨水は直接屋根の内部へと浸入してしまいます。
これでは雨漏りが発生するのも当然の状態です。
こちらは、棟部分で見られた劣化箇所です。
銀色の防水テープで応急処置された跡がありましたが、そのテープも劣化して剥がれかけていました。
しかし、残念ながらテープやコーキングによる一時的な補修は、雨漏りの根本的な解決にはなりません。
ここから本格的な雨漏り修理工事のスタートです。まず最初に行うのが、今回の雨漏りの元凶となっていた古い銅板製・谷板金をすべて撤去する、非常に重要な工程です。
谷にかかっている瓦を一枚一枚慎重にめくりながら、丁寧に作業を進めていきます。
新しい谷板金を設置する前に、防水シートを敷設します。
これにより、万が一の水の侵入を防ぐことができます。
近年、線状降水帯による集中豪雨など、これまでにない規模の雨が降ることが増えました。
自然災害鑑定士の視点からも、屋根で最も雨水が集中する谷部分のメンテナンスは、お住まいを水害から守るために非常に重要です。
築年数が経過した和瓦の屋根は、今回の事例のように谷板金や漆喰など、部分的に劣化が進んでいるケースが多く見られます。
特に谷部分は、屋根に降った雨水が集中するため、劣化が進みやすい箇所です。
街の屋根やさん加古川店では、屋根診断士・自然災害鑑定士の資格を持つスタッフが、点検から最適な工事のご提案まで一貫して対応いたします。
屋根に関するご不安やお困りごとがございましたら、是非とも、ご相談下さいませ!!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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