小野市 瓦落下があった戸建て住宅を屋根修繕!

小野市のお客様より「屋根の瓦が落下した。庇に落ちてきて、とても大きな音がしたので、どうなっているか気になる」と連絡をいただき訪問しました。
瓦が落ちた下には板金庇があり、その庇に落下し、大きな音が鳴ったため、大変驚かれたとのこと。
瓦は、大屋根の軒下部分にある、のし瓦が2枚落下していました。
落下した瓦を元の軒下部分に復旧しても、再発する恐れがあった為、軒下部分の既存瓦を全て撤去する方向で、修繕内容をご提案。
木下地を造作したうえで、各所の雨仕舞を行い「ガルバリウム鋼板を使用した軒下瓦落下部分修繕工事」を実施しました!
施工後、今後の再発リスクが無くなったことで、お客様も大変ご安心してくださいました!
瓦屋根にご不安をお持ちの皆様に、ご参考になれば幸いです!
小野市
ビフォーアフター
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん加古川店 営業の福山です!
本日は小野市で行った「ガルバリウム鋼板を使用した軒下瓦落下部分修繕工事」のご紹介となります。
瓦の落下は、ほとんどの方が予想できない出来事かと思われます。
前触れもなく突然、落下することがほとんどですよね。
ただし「瓦が落ちてきたから直さなければいけない」と急いで復旧を行うのではなく、原因を見極め、対策も含めた修繕を行うことも屋根被害があった際には、重要になります!
今回の事例では、落ちてきた瓦を再度復旧しても、再発する恐れがあった事例となっています。
どのような事例であったか、早速、現地調査の様子から見ていきましょう!
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こちらが、瓦の落下が発生した築36年の戸建て住宅です。
木造2階建ての瓦葺きの住宅となります。
屋根材の落下では、陶器性の瓦やスレート系の屋根材が落下するケースがほとんどです。
これが落下してきた瓦です。
この他に、もう1枚落ちてきていました。
大変大きな音がして、お客様は非常に驚かれたとのこと。
ただ、誰にも当たらなかったことが不幸中の幸いでした💦
瓦が落下した庇を見てみると、瓦の角が当たった様で、庇に凹みができてしまっていました。
幸い、穴あきまでには至らなかったようです。
庇の上に位置する大屋根部を確認したところ、瓦の落下箇所が判明しました。
軒下に位置する、のし瓦が今回落下した瓦でした。
修繕となると落下した瓦を積み直す方法が想定されますが、瓦を積み直しても固定する方法がなく、再発する恐れがありました。
その為、今回はこの部分の瓦を全て撤去し、ガルバリウム鋼板製の平板での修繕をご提案し、施工することとなりました!
とはいえ、工事を着工するまで、落下した状態にしておくことも出来ません。
その為、現地調査の時点で、簡易的ではありますが落下した瓦をコーキングにて固定し、雨仕舞養生と他の瓦の落下予防を行っています!
現地調査の時点から、お客様へのフォローアップを弊社では極力心がけています!!
着工後、既存瓦および葺き土類を撤去し、角材にて板金を取り付けるための木下地を造作しました!
屋根面や軒天にビスにて緊結を行い、取り付けを行う板金を確実に保持できる下地作りとなっています。
下地を作っておくことで、取り付けする板金が強風等で飛散することを防ぐことが出来るため重要な工程となります!
屋根の流れ面に対しては、内部にモルロックを仕込み、止水処理を行いました!
強風時等の雨が流れ面に対して吹き込んできた場合も、雨漏りにつながらないよう、隠蔽部分の止水処理も徹底して行います。
一工夫加えておくことが、施工後、長期スパンで安心して暮らして頂けることに繋がると、私たちは考えております。
造作した木下地に、板金を取り付けました!
ガルバリウム鋼板製の板金で、色は目が立ちづらいブラックを使用しています。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンで構成され、サビなどに対する耐久性が非常に強い金属製品となります。
今回の採寸から加工・取り付けまで、職人の手作業で行っています!
流れ面となる側面の板金は、瓦の谷部分あたりに水返し用の加工を施しています。
平行より少し瓦面に接点を設けるような曲げ加工となります。
この様な曲げ加工を行っておくことで、吹き込んだ雨の水返しの役割を果たします。
少しの加工ですが、するとしないとでは雲泥の差となるため、この様な加工を重要視しつつ、板金作業を行っています。
正面の板金と軒天・外壁との取り合いには、シーリングを打設しヘラ押えを実施。
板金との取り合いに隙間ができない様に処理を実施しています。
これらの仕舞作業をが完了し、軒下瓦落下部分の修繕工事が全て完了となります。
完全に軒下部分は蓋をした様な形となり、瓦落下が再発する可能性は無くなりました!!
また、小動物等が入り込む心配も合わせて無くなっています💪
瓦が落ちて凹んだ庇箇所は、全やり替えせず、コーキング処理にて凹みを充填しています。
今後、雨漏り等の影響が出るようであれば、改修工事を検討するとのことでした。
【瓦屋根でお悩み方は~街の屋根やさん加古川店~まで】
いかがだったでしょうか?
今回の施工事例で、冒頭にもお伝えした様に、屋根に何らかの被害があった際は、復旧を急ぐだけでなく、原因を見極め、対策を含めた修繕を行うことが重要であることがお分かり頂ければ幸いです。
「早く直さなければダメですよ!」と不安を仰ぎ、工事契約を急かす業者には、くれぐれもお気をつけ下さい!
工事を急ぐのではなく、様々な観点からご自宅を考えることが非常に大切です!
私たち、街の屋根やさん加古川店では、様々な観点からの工事ご提案を心がけています。
屋根診断士などの有資格者が、皆様のご自宅をお守りさせていただきます!
台風等の自然災害に強い自然災害鑑定士も在籍していますので、お気軽に様々なご相談を下さいませ!
本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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