2026.08.27
高砂市で、空き家になっている平屋住宅の管理をされているお客様から、カラーベスト屋根の状態を一度しっかり見てほしいとのご相談をいただきました。普段住まわれていない建物は、小さな傷みが見えにくいまま進みやすく、気づいたときには修繕範囲が広がっていることも少なくありません。現地に伺うと…

「スレート屋根材が割れているみたいで、、、」
今回は、上記の様なお問い合わせを頂いた姫路市のお客様宅にて「経年劣化が進んだスレート屋根のカバー工事」を行った施工事例をご紹介します。
約7年前に外壁塗装を行われており、その際は「屋根は特に問題ありません」と説明を受けたため、屋根については塗装などのメンテナンスを行わなかったそうです。
ところが最近、2階の窓から1階部分の屋根を見たところ、屋根材が割れている箇所を発見。
「以前は問題ないと言われていたけれど、本当に屋根全体は大丈夫なのだろうか?」と心配になり、今回お問い合わせを頂きました。
屋根は普段生活している場所からは見えにくいため、少しの変化があっても気付きにくい部分です。
特にスレート屋根は、色褪せだけではなく、細かなヒビ割れや板金部材の劣化などが同時に進行しているケースもあります。
今回は屋根全体を細かく調査し、現在の状態を確認したうえで、将来的にも長期的に安心な屋根カバー工事をご提案しました。





【お客様談】
👉「築年数は28年になります。」
👉「メンテナンスは定期的に行っており、7年程前に外壁塗装を行いました。」
👉「屋根はスレート屋根で、前回塗装時には、屋根は問題がないと言われていた為、屋根の塗装は行いませんでした。」
👉「最近1階の屋根を見ると割れている所を発見し、他は大丈夫なのか気になり問い合わせをしました。」
これらの内容をお聞きした上で、既存屋根の点検・調査を開始致しました。
調査の結果、使用されていた屋根材はお客様がお話しされていた通り”スレート屋根”でした。
【スレート屋根とは?】
セメントなどを主な材料として成形された薄型の屋根材🏠
軽量を売りに、戸建て住宅で広く使用されている屋根材です。
【主な特徴】
こちらのスレート屋根も、確認するとまず目についたのが屋根全体に広がった色褪せでした。
さらに細かく屋根材を確認していくと”ヒビ割れ”もあちこちに散見されました。
【スレート屋根の色褪せ・ヒビ割れで考えられること】
もちろん、色褪せやヒビ割れを確認したからといって、すぐに雨漏りするとは限りません。
重要なのは、現在どの程度劣化が進んでいるのかを確認し、屋根全体の状態に合わせてメンテナンス方法を選ぶことが大切になります(^^)!
【関連記事】
👉スレートの欠けや割れは補修が必要?レベル別補修方法
屋根材だけではなく、棟部分などの板金も合わせてチェックを進めていきます。
すると、屋根の頂部に取り付けられている棟包板金を固定している釘に”緩み”や”抜け落ち”が確認されました💦
さらに、棟包板金同士が重なる部分に施工されているコーキングにも劣化の症状が見受けられました。
【板金類の劣化で考えられるリスク】
今回の調査では、スレート屋根の色褪せやヒビ割れだけでなく、屋根の「仕舞い」と呼ばれる細部にも劣化が確認される状況でした(>_<)
【関連記事】
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調査結果を踏まえ、今回ご提案したのはスレート屋根のカバー工事です。
スレート屋根の場合、色褪せや軽微な割れ・欠け程度であれば、補修を行ったうえで屋根塗装を行う方法もあります。
しかし今回は、以下の様な懸念事項がありました。
【屋根塗装に対する懸念事項】
そのため、単純に表面を塗り直すだけではなく、既存屋根の上から新しい屋根材を施工するカバー工事が、今後のメンテナンスまで含めて適した方法だと判断しました。
今回の工事内容について、それぞれのメリットおよび注意点を含めてお客様へ丁寧に説明を実施。
お客様にもご納得いただき、屋根カバー工事をご依頼いただくこととなりました😊!
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👉屋根カバー工法のメリットとは?費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介!
着工後、まずは既存屋根に取り付けられている棟包板金や壁際板金、そして内部の木下地を撤去していきます。
屋根カバー工事では、既存屋根材の撤去はしませんが、屋根材の上に新しい屋根を施工する際に干渉する部材は、あらかじめ取り外しておく必要があります!
【棟包板金・壁際板金・木下地を撤去する理由】
特に板金内部の木下地は、外部からでは状態が分からない部分となります。
新しい屋根を施工する前に確認・撤去しておくことで、より確実な施工につながります(^^)!
既存の板金類と木下地の撤去が完了した後、屋根面全体に新しい防水紙を敷き直します。
今回新しい防水紙として使用したのは”改質アスファルトルーフィング”です。
防水紙は、屋根材だけでは防ぎきれない雨水から建物内部を守る重要な部材です。
【改質アスファルトルーフィングの特徴】
新しい屋根材を見た目だけきれいに施工すれば良いというわけではありません。
屋根の内部に雨水を入れないためには、見えなくなる防水部分こそ丁寧に施工することが重要です!
【関連記事】
👉ルーフィングとは?種類・役割・選び方・費用など屋根の防水完全ガイド!
防水紙の敷き直し後、新しい屋根材の施工を進めていきます🔨
今回使用した屋根材は、旭ファイバーグラス株式会社 ”リッヂウェイアスファルトシングル”です。
新しい屋根材で選択したカラーは”デュアルブラック”を採用✨
【デュアルブラックの特徴】
屋根材は軒先側から順番に施工。
一枚一枚の位置を確認しながら、屋根全体に新しい屋根材の施工を進めました💪
屋根材の施工が完了した後は、棟部や壁際部分の仕上げに移ります。
今回は、棟部と壁際部分に新しい板金用の下地を設置。
新設した下地に対して”棟包板金”と”壁際水切り”を取り付けていきます。
【板金用下地を新設するときの注意点】
下地の取り付けが不十分だと、完成後の板金にも歪みが出たり、固定力が低下したりする可能性があります。
そのため、見えなくなる下地部分を丁寧に施工することが最終取付を行う板金仕舞いの良質に繋がります😊!
新設した下地には、棟包板金と壁際水切りを取り付けました。
今回使用した板金は、どちらもガルバリウム鋼板製です。
板金は側面からパッキン付きのビスを使用してしっかり固定。
【ガルバリウム鋼板製板金使用のメリット】
また、パッキン付きビスを使用することで、ビス周辺からの雨水侵入にも配慮しています。
棟部・壁際は屋根の中でも雨仕舞に関わる重要な部分。
だからこそ、屋根材だけではなく、板金や下地まで含めて高耐久性を意識した施工を行っています(^^)✨
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👉ガルバリウム鋼板とは?屋根や外壁で人気の理由とメリット・デメリットを解説
各所板金の新設が完了し、全ての工程が完工しました😊
施工前は、屋根全体の色褪せが進み、複数箇所にヒビ割れが確認されたスレート屋根。
さらに棟包板金の固定釘の緩みや抜け落ち、コーキングの劣化なども見られる状態でした。
今回、リッヂウェイを使用しカバー工事を行うことで、屋根は濃淡が美しく、重厚感の感じられるシングル屋根へと大変身しました✨
お客様からも「長期的に安心できる屋根カバー工事を施工してもらえて良かった!」と、大変喜んでいただくことができました(*^^*)
屋根は普段、細かく確認することが難しい場所です!
今回のお客様も、約7年前の外壁塗装時には「屋根は特に問題ない」と聞かれていたため、これまで屋根のメンテナンスについては特に気にされていませんでした。
しかし、2階の窓から見えた小さなヒビ割れをきっかけに調査を行ったところ、屋根全体の色褪せだけでなく、複数のヒビ割れや棟包板金の固定部分にも劣化が確認されました。
「屋根が少し色褪せている」
「屋根材が割れているように見える」
「板金が浮いている気がする」
このような小さな変化は、屋根の状態を確認するきっかけになります。
屋根の状態によっては、塗装・部分補修・カバー工事など適したメンテナンス方法は変わります。
大切なのは、現在の状態を確認したうえで、必要な工事だけを選択することです。
姫路市・加古川市周辺でスレート屋根の色褪せやヒビ割れ、棟包板金の劣化などが気になっている方は、まずは屋根の状態を確認してみてはいかがでしょうか❓
「まだ雨漏りしていないけれど屋根が心配...」
という段階でも、早めに点検することで、現在の屋根の状態を把握しやすくなります!
屋根のことで気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ📞
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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