加古川市 屋根工事・屋根外壁塗装・雨漏り修理の口コミ3選！街の屋根やさん加古川店
2025.06.23
皆さんこんにちは。街の屋根やさん加古川店です。 加古川市で「屋根工事を行ったお客様からの口コミ3選」をご紹介していきましょう 目次 【表示】 【非表示】 加古郡播磨町 既存カラーベスト屋根からリッジウエイ屋根材へカバー工法したお客様の口コミ 加古郡稲美町 外壁、屋根…
神戸市 雨漏り修理・釉薬瓦の棟積み替えで安心の屋根を実現しました！
神戸市のお客様より「2階の部屋で天井にシミができており、雨漏りのようだ」とのご相談をいただきました。
さっそく現地にお伺いして調査を行ったところ、屋根の棟部に経年劣化が見られ、棟下の瓦の入れ込みが甘くなっている箇所も確認できました。
今回の工事では、雨漏りの原因となっていた棟部の瓦を撤去し、棟下瓦も半面入れ替えを実施する棟積み替え工事をご提案。
工事のご依頼を頂き、施工させて頂きました。
神戸地域 雨漏り修理,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 雨漏り修理,屋根材(瓦)
- 施工期間
- ３日間
- 使用材料
- 釉薬瓦
- 築年数
- ３８年
- 工事費用
- ２７万円(税込)
- 建坪
- 【棟】：14.9m
立地状況の影響か、屋根の片面は写真の様な寄棟形状で、逆面は２面の切妻の屋根形状でした。
新築当初は、図解の左側の様に棟部の瓦に勾配が付いている為、雨水は勾配に沿ってしっかりと流れていきます。
しかしながら、年数を重ねる毎に、棟内部の葺き土は経年劣化が進み、へたりが発生します。
葺き土を土台とし積み上げている棟部の瓦も、葺き土の経年劣化の影響を受け、勾配が緩くなり雨水が棟内部へ逆流する事に繋がります。（図解の右側）
この様な状態になってしまうと、一度棟部をバラし、復旧する他、雨漏りを修繕する方法が無いため、注意が必要です！！
こちらのご自宅も棟部を解体し、コストを抑えるため、復旧時には瓦を積まず、丸瓦の一発仕上げを採用致しました！
瓦の下にはかつて使用されていた葺き土が見えますが、長年の劣化により風化が進み、ぽろぽろと崩れてしまうような状態でした。
棟の下にある瓦の割り付けもやはり不十分で、半面は入れ替えが必須の状態でしたので、一度棟下瓦も撤去していきます。
新しい瓦を加工する際は、棟の頂点となる棟心になるべく隙間が出来ないように瓦を加工していきます。
この棟心部分の隙間が広ければ広い程、雨漏りのリスクは高くなるため、非常に重要な加工作業となります！！
強力棟金具に据え置きし、側面からビス固定することで強固な棟下地が完成します！
棟の中心線がまっすぐになるよう、水平器等を用いて左右および上下の通りを確認しながら丁寧に施工しました。
これにより、棟瓦を積んだ際に美しいラインが出るだけでなく、今後の風や地震にも強い構造になります。
モルロックは近年一般的に使用されている漆喰材で、一発仕上げができるため施工性が高く、さらに防水性・通気性にも優れている高性能素材です。
従来の葺き土＋漆喰の土台構造に比べると、耐久性・施工性の向上にも繋がる商材となっています！
釉薬瓦はその美しい光沢が魅力ですが、重みもあるため施工にはバランスと熟練の技術が求められます。
職人の手で確実に調整しつつ被せていくことで、屋根全体に安心感が生まれます。
全体の棟積み替えが完了した様子です。
写真からも、丸瓦の一つひとつがきれいに整列しているのが分かります。
今回の工事で施工した棟の長さは14.9m。
全面的なリフレッシュにより、雨水の侵入リスクが大きく軽減されました。
また、丸瓦一発仕上げ仕様としたことでコストを削減。
丸瓦をステンレス製のパッキン付きビスで固定している為、台風や地震といった自然災害にも強い棟部に生まれ変わりました！！
今後は簡単な点検のみで、長期的に安心して暮らせる状態になっています。
瓦の色合いも美しく、屋根全体の見た目が一段と引き締まりました！
最後は全体をチェックし、細かな調整や清掃を行って完工です。
お客様にも屋根の状態をご覧いただき、「ここまで丁寧にしていただけるとは思っていなかった」と嬉しいお言葉をいただきました！
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