皆さん、こんにちは！
街の屋根やさん加古川店　営業の福山です！！

本日は、神戸市西区にて行った「３階建ての戸建て住宅スレート屋根に金属屋根を使用したカバー工法工事」のご紹介となります。

３階建ての戸建て住宅は近年街中を含め、よく目にするようになりました。
３階建ては、土地を有効活用でき、日当たりや部屋数を確保できるメリットもあれば、外装周りの調査が難航するなどのデメリットもありますよね💦

今回のお客様も、ご自宅の屋根の状態を知りたいが３階建てのため調査が出来ず、隣のマンションからも良く見えずとお困りになられていました。
まさに３階建てでよくある「お困りごと」かと思われます。

今回の事例紹介では、弊社が行っているドローン調査時の空撮写真なども踏まえ、高層階の建物でも鮮明に調査が可能なことを知っていただければと思います！

それでは、現場のご紹介から見て参りましょう！！

【金属屋根材にてカバー工法工事を行った現場🏠】

こちらが今回工事を行った現場となります。

3階建て住宅は高さがあるため、通常のはしごでは屋根まで到達できません。
「安全に確認する方法がない」として、別の会社へ点検を依頼しても「足場がないと確認できません」と調査すら断られてしまったそうです。

当社では、この様なお悩みに対応するため、ドローンを活用した空撮調査を行っています。
大阪航空局へ通年で飛行許可・承認申請を取得しているため、3階建て・高所・狭小地・住宅密集地といった条件でも、柔軟に調査を行えます。

【ドローンを使用した空撮調査のご紹介🛫】

ドローンを飛行させて撮影したところ、屋根材は スレート屋根 であると判明しました。

スレートとは、薄い板状の屋根材のことで、全国各地の戸建て住宅でも非常に多く使われている製品です。

阪神淡路大震災辺りから販売数を伸ばし、軽量かつデザイン・形状が豊富な所が特徴です！


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築28年ほどとのことで表面に多少の色あせはあるものの、割れや欠けは少なく、比較的良好な状態 に見受けられました。

また、屋根面には 天窓（トップライト）が1箇所 設置されていることも確認。
天窓は明るさを取り入れる便利な設備ですが「雨漏りリスクが高い場所」でもあります。

ドローンを使うことで、地上から見えない細かい部分まで正確に把握でき、お客様にも写真を見ながらわかりやすく説明することができました。

【📚現地調査を踏まえた工事ご提案内容📖】

ドローンによる空撮調査を踏まえると、現状では屋根塗装も十分可能な劣化具合ではありました。

しかしながら、お客様からは「長期的に安心し、出来る限りメンテナンスの手間や費用を減らしたい」という要望頂いておりましたので「金属屋根材を使用した屋根カバー工法工事」をご提案させて頂きました。

施工後のメンテナンス周期や長期保証内容・工事金額等にご納得いただき、工事のご依頼を頂くこととなりました！

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【工事着工🔨板金類・下地類の撤去】

カバー工法では既存屋根をすべて撤去する必要はありませんが、最初に 棟包板金（むねつつみばんきん） とその下の木下地を取り外します。

屋根面をフラットの状態に戻すことで、敷き直しを実施する防水紙を均一に段差や歪みをない状態で敷設することが出来るため、初めの板金・木下地類の撤去は必須な工事内容となります！

フラットに戻したスレート屋根の上に、新しい防水紙を全面に貼っていきます。

今回は通気に優れ非常に軽量な所が特徴の「エコルーフ」 を使用しました。

防水紙は、屋根材の下で雨水をキャッチする“最後の砦”です。
これをしっかりと敷設することが、長寿命屋根の基本となります。

こちらの屋根面では天窓が付帯するため、天窓まわりは雨漏りを予防するためにも防水紙を立ち上げて雨水の浸入を防ぎ、さらにその上から防水テープで補強し、万全の止水処理を施しました！

【金属屋根材「シルキーG２」のご紹介🖋】

防水紙の施工が完了すると、いよいよ屋根材の本体施工に移ります。

今回工事に使用した金属屋根材は「福泉工業㈱　シルキーG２」

ガルバリウム鋼板製で、非常に軽量かつ高耐久で長期保証が充実した屋根材となっています！

【シルキーG２の長期保証内容】
（塗膜保証）・・・加工部を除く塗膜のヒビ・剥がれなどの塗膜異常に対して１５年間保証
（赤さび保証）・・・赤さびの発生面積が全施工面積の５％以下であることを２０年間保証
（穴あき保証）・・・穴あき等の強度の欠陥を起こさないことを２５年間保証

シルキーG２の一番の魅力は「隣り合う屋根材がフラットに揃い、美しく仕上がる水平ラインの見た目」です。

これは「ハゼ掛け」という金属屋根特有の固定方法によるもので、重なり部分の段差が非常に小さく、見た目が滑らかに整います。

また軽量なため、既存のスレート屋根の上に重ね葺きをしても建物への負担が少なく、耐風性・耐久性にも優れた、まさに長期安心向きの屋根材といえます。

今回はお客様のご希望でグリーン色を採用。
落ち着いた色合いで、周囲の景観ともよく馴染むカラーです(*^^*)！

【各所納めのご説明🔨】

天窓まわりの施工では、まず 「捨て板」 と呼ばれる板金を仕込みます。

【捨て板とは？】
天窓から入り込む可能性のある雨水を安全に排水するための板金の名称。
雨漏りが発生しやすい屋根の細部に取り付ける縁の下の力持ち的な部材です！

天窓側面の捨て板は、水下側の屋根材の上端からあえて露出させ、雨水の逃げ道（排水ルート）を確保します。
こうすることで、雨水が内部に入り込まず、確実に排水される仕組み になります。

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その後、残りの屋根全体にシルキーG２を施工し、ビス等でしっかり固定していきます。

屋根材の施工が完了したら、棟の仕上げに入ります。

棟包板金の重なり部分にはコーキングを充填し、雨水が入り込まないよう 止水処理 を行います。

施工後、見えなくなる部分の一工夫が長期安心に繋がります！

新しく設置した下地に、隅棟・本棟すべての棟板金を取り付けて、全体の仕舞い（納め）が完了します。

棟部等の仕舞いには工事マニュアルなどはないため、施工に携わる職人の経験値や技術力が非常に重要な工事工程となっています！

こうして、3階建て住宅の屋根カバー工法が完工しました。

・ドローンによる安全な調査
・耐久性の高い防水紙の敷設
・美しく仕上がるシルキーG２の使用
・天窓周囲の十分な雨仕舞の実施
・強固な棟板金の納め

これらを丁寧に行うことで、お客様ご希望の“長期的に安心できる屋根” を形にすることができました。

工事後、お客様からも「3階建てで屋根が見えなかった不安が解消した。これでしばらく安心して暮らせます！」と嬉しいお言葉をいただきました😊！

【地域密着の屋根工事専門店、街の屋根やさん加古川店にお任せください！】

いかがだったでしょうか？

3階建ては住宅の高さがあるため、屋根点検ができず、不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。
当社では大阪航空局の許可を取得し、安全にドローン調査を行っていますので、「他社に断られた…」というケースでも対応可能です！

【屋根の現状確認やご相談だけでも承ります！！】

スレート屋根のメンテナンスにお悩みの方、天窓まわりの雨漏りが気になる方、高層階の建物の屋根に不安をお持ちの方etc・・・
ぜひお気軽にご相談ください。

些細なお悩みでも私たち街の屋根やさん加古川店は、ご相談承ります！

“見えない不安”を、確かな調査と丁寧な施工で解消いたします！

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！

街の屋根やさん加古川店は地域密着で、屋根工事のトラブルに対し迅速サポート！
全日本瓦工事業連盟加盟にも所属しており、経験豊富な対応で問題を解決します！

【所有資格】
・日本屋根診断士　・自然災害鑑定士　・宅地建物取引士
・足場組立作業主任者　・ケイミューROOGA施工管理者
・石綿等取扱い作業従事者　・石綿作業主任者 ・一般建築物石綿含有建材調査者
・JUAVAC認定 UAVフライト技術証明書取得　・クレーン運転（5ｔ未満）特別教育受講済