2025.11.22
明石市の皆さんこんにちは街の屋根やさん加古川店です。(^^ゞ今日は2024年4月16日、明石市やその周辺では大粒の雹が降り、多くの住宅に外装被害が発生しました。今回調査依頼をいただいたお宅でも、屋根の板金部分を中心に複数の凹みが見られました。普段は地上から見えない箇所ばかりですが…

神戸市西区のお客様より「強い風の日に屋根から金属の部材が落ちてきた」と連絡がありました。
高台に建てられた総2階建ての建物が今回の現場。
スレート屋根の金属部材である隅棟が強風により飛散被害に遭っていたため、下地から棟包板金まで新しく交換を実施しました。





現場は高台に建てられた2階建ての戸建て住宅。
ただし、高低差のある土地のため、前面道路から屋根の高さは実質4階建て相当となっており、強風が通り抜けやすい立地条件となっていました。
その影響もあってか、屋根の一部が飛散してしまっており、早急な点検と修繕が必要な状況でした。
お問い合わせ内容から、おそらく「棟板金(むねばんきん)」が落ちてきたのではないかと予想して現地へ急行しました。
屋根材には一般的な化粧スレート(カラーベスト)が使用されており、その上に取り付けられている**隅棟板金(すみむねばんきん)**が飛散したことが判明しました。
こちらの現場の被害内容としては以下のような状況でした。
・剣先(棟先端)から隅棟1本ほぼ全てが飛散
・下地となる木材(貫板)も一緒に飛ばされて喪失
木下地も含めた飛散ということもあり、比較的大きな被害状況となっていました。
高台で風が吹き抜けやすいという立地条件が影響したものと考えられます。
現地調査の結果、今回飛散した棟以外の部分にも【ビスの浮き】【板金類のわずかな変形】【下地劣化の兆候】などが確認されました。
これらを踏まえると強風被害は「一か所だけ」で済む保証はなく、放置すれば次の強風で別の棟が飛ぶ可能性もあります。
全体的な屋根のメンテナンスがオススメではありましたが、施主様の要望は「なるべくコストを抑え、安く修理を行ってほしい」とのこと。
そのため、「今回の棟のみ修繕し、他の棟は今後も飛散のリスクがある」という点を説明し、ご理解いただいたうえで「隅棟板金の部分修繕工事」をご提案、工事のご依頼を頂くこととなりました。
工事着工後、飛散した箇所の周辺の安全確認を行い、残存していた古い部材の撤去からスタートしました。
【撤去した部材】
・飛散せず残っていた隅棟板金と下地材
・ビス・釘類
撤去した木下地を見ると、雨染み・腐食が多数見られ、今回の飛散被害は“固定力の低下によって板金が持ちこたえられなかった”ことが原因と推測されました。
屋根の棟板金飛散の多くは、実は「下地の腐食」が原因です。
板金自体は風で曲がることはあっても、飛ぶまでには下地の劣化が関係します。
既存部材を撤去した後は、新しい部材を取り付けるための“下準備”を行います。
まずは、隅棟部分のスレート屋根材の上をしっかり【清掃】です。
埃・苔・塗料の劣化粉などを徹底的に除去し、接着性と防水性が高まる状態に整えます。
続いて、屋根材と新しい下地材との間に【棟下地用シーラー】を取り付けます。
強風被害を受けた屋根は「雨漏りの二次被害」を発生しやすいため、このシーラーを入れておくことで、今後の耐久性が大きく向上します。
下地の準備が整ったら、新しい棟の骨組みとなる**貫板(ぬきいた)**を取り付けます。
棟用下地には【樹脂製】【アルミ製】【木製】など様々な種類があります。
今回はお客様のご希望で木製の貫板を使用しました。
屋根の角度に合わせて隅棟のライン上にまっすぐ設置し、ビスでしっかりと緊結しています。
下地が完成したら、いよいよ仕上げの**棟包板金(むねつつみばんきん)**の取り付けです。
今回選んだ板金は、既存屋根材(スレート)の色味に近いもので、遠目から見ても違和感が出ないように調整されています。
隅棟の一番先端部分は「剣先(けんさき)」と呼ばれ、風の影響を最も強く受ける箇所です。
ここは必ず屋根形状に合わせて板金を加工し、風が抜けにくい形状に整えてから取り付けます。
棟が交わる部分は構造上、雨水が溜まりやすいポイントです。
この部分には必ずシーリング材を充填し、雨水の入り込みを徹底的に防ぐ止水処理を行います。
板金の合わせ目は一見すると小さな隙間ですが、強風と雨が重なると水が吹き込みやすいため、細部の処理こそが長期耐久性を左右します。
すべての棟包板金を取り付けたら、固定ビスの緩みがないか最終チェックを行います。
仕上がった棟はしっかりと密着し、風を受けてもビクともしない強度を確保。
これで隅棟板金修繕工事は完了です。
今回の工事は部分修繕ではありましたが、
・棟下地用シーラーの使用
・新しい下地の確実な固定
・三又の丁寧な止水処理
など、後々のトラブルを防ぐためのポイントをしっかり押さえた施工となりました!
いかがだったでしょうか?
今回の神戸市西区の住宅のように、高台に建っている家は風が抜けやすいため、棟板金の被害が非常に起こりやすいです。
棟板金は外から見えづらい部位ではありますが、飛散すれば雨漏りの危険性が一気に高まります。
・強風の度に家に被害が無いか心配だ
・屋根の年数が15年以上経っている
・以前から棟板金が浮いている気がする
・家が高台にある
こうした場合は、早めの屋根点検をおすすめします。
当社では、屋根のリフォーム工事に特化したスタッフが、これまで施工してきた現場の経験を踏まえ、屋根の点検を実施させていただきます!
また、ドローンを活用し調査が可能なため、高台や狭小地でも安全に屋根調査が可能です💪
「うちは大丈夫かな?」と少しでも気になる方は、ぜひ一度ご相談ください!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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