皆さん、こんにちは！
街の屋根やさん加古川店　営業の福山です！！

本日は明石市のお客様よりご依頼をいただいた「スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法工事」をご紹介します。

「屋根のスレートが劣化が気になり始めたため、他社に屋根塗装の見積もりをお願いしたが、“屋根の割れが多く塗装ができない”と断られてしまった」とのお問い合わせをいただきました。

お客様は「どうしたらよいか分からず不安になった」とお話しくださいました。

屋根はお住まいを守る重要な部分です。
塗装で保護できないと言われてしまうと、「このまま放っておくと雨漏りしないか…」と心配になりますよね。

今回は屋根カバー工法工事を実施しましたが、スレート屋根がどの様な状況だったかを踏まえ詳しく解説していきたいと思います。

それでは、現地調査の様子から見ていきましょう！！

【スーパーガルテクトを使用しカバー工法工事を実施した住宅🏠】

こちらが今回カバー工法工事を行った住宅です。

築38年で、総2階建てモダンな雰囲気のご自宅でした。

【屋根の現況調査🔍】

既存屋根材はスレート屋根で、前回のメンテナンスから10数年経過しているとのこと。

実際に屋根に上って確認したところ、色褪せが進んでおり、スレート屋根全体にわたり多くのヒビ割れや欠けが発生していました。

破損しているスレートの中には、谷板金（たにばんきん）との取り合い部で割れている屋根材もあり、ズレが生じて防水紙が露出している箇所も確認されました。

防水紙（ぼうすいし）とは、雨水の侵入を防ぐ“屋根材内部の要となる部材”です。
防水紙が露出している状態は非常に危険で、放置すれば防水紙が劣化し損傷すると、屋根裏や室内天井への雨漏りにつながります。

調査時には、屋根の頂上部分（棟）を覆う**棟包板金（むねつつみばんきん）**も確認しました。

この部分は屋根面のつなぎ目を保護する重要な金属部材です。

こちらの棟包には、ブリキ製の棟包板金が使われていましたが、長年の風雨と紫外線の影響で色あせ・サビ・釘の緩みが進行。
固定力が低下しており、強風時に板金が浮き上がる飛散してしまう危険性がありました。

【📚現地調査を踏まえたご提案内容📖】

屋根の現況を踏まえて、弊社としては「屋根カバー工法工事」をオススメすることとなりました。

割れの少ない屋根であれば、部分補修を行ってから塗装をすることも可能です。
しかし今回のように破損箇所が多数あり、棟板金の劣化も進んでいる場合、塗装をしてもすぐに再劣化してしまう可能性が高いと判断。

そこで弊社では、**より長持ちし、コストパフォーマンスにも優れた「屋根カバー工法工事」**をご提案する結果となりました。

「屋根カバー工法工事」とは・・・
既存スレート屋根の上から軽量屋根材を重ねて施工する工事工法のこと指します。
廃材の発生が限りなく少なく、短期間の施工で雨漏りのリスクも最小限の工事工法となっています！


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なお、屋根カバー工法工事に際してオススメをした屋根材は、アイジー工業㈱のスーパーガルテクト。

軽量かつ高耐久で、近年非常に人気のある金属屋根材です。

【アイジー工業㈱ スーパーガルテクトの特長】

• ガルバリウム鋼板をベースにした軽量構造

• 遮熱性の高い塗膜で夏の室温上昇を抑制

• サビに強く、長期保証付きで安心

• デザイン性にも優れ、見た目が美しい

カラーは落ち着きのある「シェイドモスグリーン」。
和洋どちらの住宅にも調和し、上品で重厚感のある仕上がりになります。

お客様にも実際のサンプルをご覧いただき、「色味がとても上品」「家の雰囲気にも合う」とご納得のうえ、工事のご依頼をいただきました。


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【スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工法工事の着工🔨】

工事着工後、まずは既存の棟包板金や壁際の雨押え板金、その下にある木下地を撤去しました。

既存スレート屋根の上から新しい屋根材を施工するカバー工法工事では、これらの板金類や木下地を撤去し、屋根面をフラットな状態に整えていくことから始めていきます！

初めに屋根面をフラットな状態に整えておくことで、敷き直す防水紙や新しく施工する屋根材の仕上がりが綺麗に納まるため、非常に重要な工事工程になります(^^)/

【防水紙には～改質アスファルトルーフィング～を使用】

次に、屋根全面に防水紙を敷設します。

先ほども説明した様に、防水紙は屋根内部に雨水が入り込まないようにする非常に重要な部材です。

新しく敷設する防水紙には、リフォーム向きで高耐久タイプの**「改質アスファルトルーフィング」**を使用しました。

一般的な防水紙よりも耐熱性・耐久性に優れており、長期間にわたってお住まいを守ることができます。


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防水紙の敷設後、屋根の水の流れをコントロールする**谷板金（たにばんきん）や袖板金（そでばんきん）**などの役物部材を新しく取り付けしていきます。

役物部材の取り付けには、熟練の加工技術が必須となります。
特に谷板金は屋根に降った雨水を集めて流す役割を持ち、少しの不具合でも雨漏りの原因になるため、勾配や重なり具合を慎重に調整しながら取り付けていきます！

いよいよ屋根材の施工です。
スーパーガルテクトは1枚あたりが軽量で施工性が高く、継ぎ目のかみ合わせも強固なため、風の影響にも非常に強い構造となっています。

職人が一枚一枚丁寧に重ねて固定し、谷部や棟部は各屋根材を加工し、屋根全体を美しく覆っていきます。

屋根材の施工が終わった後は、棟や壁際などの接合部に板金を取り付ける仕舞い工事に移ります。

まず、屋根材と木下地の間に防水部材のシーラーを挟み込み、雨水の侵入を完全に防ぎます。

金属系の屋根材の場合、屋根材の下部を雨水が横走りするケースがあるため、シーラーなどを取り付け、一工夫する止水処理が大変重要となります！

シーラー取り付け後は、新設する板金類の下地となる木下地を取り付けます。

今回はコストを抑えるために木下地を使用していますが、樹脂製の下地材などもあるため、ケースバイケースで使い分けを実施しています。

壁際には雨押え板金を取り付け、さらに立ち上がり部分には化粧シールを打設。
見た目の美しさと防水性能を両立しました。

棟部分では、三又（みつまた）など屋根の交差部において、職人が擦り合わせ加工を行い、ピッタリと板金を接合。
風にも強く、見た目もスッキリとした仕上がりになりました。

すべての板金取り付けが完了し、屋根はついに新しい姿へと生まれ変わりました。

シェイドモスグリーンのスーパーガルテクトが落ち着いた雰囲気を演出し、お住まい全体が引き締まった印象となりました！

お客様からも「塗装を断られた時は不安だったけど、結果的にすごく良い仕上がりになった。これで雨の心配がなくなって安心できる」と大変喜んでいただけました(*^^*)

【地域密着の屋根工事専門店、街の屋根やさん加古川店にお任せください！】

いかがだったでしょうか？

今回のように、「屋根塗装ができない」と言われてしまった場合でも、今は様々な工事工法があります。
ご紹介した、カバー工法という選択肢もその1つです。

「塗装が出来ないから…」と悩まず、お困りになられた際は、是非ご相談ください！

【ご自宅が気になる皆様はぜひお問い合わせください！！】

「屋根が割れていると言われたが大丈夫か気になる」「屋根の劣化や雨漏りが気になる」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

経験豊富なスタッフが、屋根の状態を丁寧に点検し、最適なリフォームプランをご提案いたします！

お住まいのことなら、是非とも街の屋根やさん加古川店にお任せくださいませ！！


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました！！

街の屋根やさん加古川店は地域密着で、屋根工事のトラブルに対し迅速サポート！
全日本瓦工事業連盟加盟にも所属しており、経験豊富な対応で問題を解決します！

【所有資格】
・日本屋根診断士　・自然災害鑑定士　・宅地建物取引士
・足場組立作業主任者　・ケイミューROOGA施工管理者
・石綿等取扱い作業従事者　・石綿作業主任者 ・一般建築物石綿含有建材調査者
・JUAVAC認定 UAVフライト技術証明書取得　・クレーン運転（5ｔ未満）特別教育受講済