
2025.10.13
加古川市の皆さま、こんにちは!街の屋根やさん加古川店です。これまでご紹介してきた屋根工事が、ついにすべて完了しました!ここではビフォーアフターを比較しながら、その仕上がりをお見せします。前回までのブログ加古川市で日本家屋の雨漏り調査!瓦のズレや漆喰の老朽化を確認しました加古川市で…

加古川市の皆さま、こんにちは!街の屋根やさん加古川店です。
今回は、前回の隅棟工事で登場した「土葺き屋根」について詳しくご紹介します。古いお宅では今も多く見られる工法で、特徴を理解しておくと今後のメンテナンスにも役立ちます。
前回までのブログ
加古川市で日本家屋の雨漏り調査!瓦のズレや漆喰の老朽化を確認しました
加古川市で屋根瓦の隅棟工事!土葺き屋根を丁寧に補修しました
加古川市の立派な日本家屋の瓦の修繕現場で出会ったのは、土葺き屋根でした。
土葺き屋根とは、その名の通り、屋根に「土」を使用する工法のこと。日本では古くから使われてきた技法で、江戸時代から昭和中期にかけて広く普及しました。
現代の屋根は「乾式工法」と呼ばれるやり方が主流で、屋根全体に土を使うことはほとんどありません。ですが、屋根の一部分に土を使用しているお宅は、まだまだ見かける機会も多くあります。
土葺き屋根には、以下のようなメリットがあります。
昔は今のように建材が充実していなかったため、土と瓦で家をつくることは、効率性・費用面でも優れた方法だったのです。
しかし、現在の住宅事情においては、土葺き屋根はデメリットのほうが目立ってしまいます。
特に湿気による影響は深刻で、雨漏りのリスクを高め、下地木材の腐食にもつながります。そのため、現代では防水性の高い「乾式工法」や「ラバー工法」に切り替えられることが多くなっています。
屋根に土を使用している場合、経年劣化が進むとさまざまな工事が必要になります。
そのうちの一つが湿気対策です。土は湿気が溜まりやすいため、その上に乗せられた瓦が水分で割れたり欠けたりすることもあります。
また土の土台は漆喰と異なり固定しづらいため、瓦がズレる原因にもなります。
土を使用した屋根の劣化が進行している場合には、軽量で防水性に優れた新しい屋根材へ葺き替える選択肢が有効です。
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